のろい小説ではありません。
のろいのはいつものことです。
「投稿スピード上げろよ」とか、心の何処かで愚痴ってる読者がいるんじゃないですか?いないですか?いなかったらそれはそれで悲しいです。
「死想者」
死にたいけれど、死ぬ勇気はない。
そんな鬱憤を抱えた人々が集まる狂気の講習会、それが「死想教室」です。
主人公、八原理人(よはら まさと)は興味本位で死想教室に足を踏み入れます。
特に、死想教室の講師、夢羽(むわ)はとにかく胡散臭い。「こいつの悪事暴いてやるぜwww」とほいほい尾行した挙句、大変なものを目の当たりにしてしまいます。
小説家になろうの公式企画に参加するために書き上げた暗黒小説です。作品を数日寝かせてから読み直すと、あまり怖い感じはしませんでした。ナンジャコリャホラーです。
今作はがっつり死をテーマに扱っていますが、特に誰も死にません。たぶんですが、読んでも大体の人は意味を汲めない小説だと思います。
いや、もちろんですが、これは死をお勧めするためのお話ではありません。
これは「人に命令すんなクソ野郎!!」という、魂の雄叫びを書いたものなのです。
だから夢羽とかいうなんか頭のおかしいキャラが登場しちゃうわけですね。あいつはある意味ダークヒーロー。怪人二十面相に平和要素を足して補正したイメージですかね。なんだか違うような気もしますが。
例えばあれです。
世界を笑顔にするために時を止めたがるラスボスとか。
世界平和のために現代人撲滅を目論むラスボスとか。
世界を一つにするために全面戦争を起こするラスボスとか。
ああいう系です。
思考はまともなのに発想が歪んでる奴です、はい。
夢羽は陽気で変態気質なので、続編書いたらただのコメディになるんじゃないかと思いますが。
とはいえ取り扱う内容からして問題作かもしれないので、運営等から忠告が来ましたら削除するかもしれません。ご了承ください。
ああ、そういえば。
例の公募の方は一次で落選しましたよ。
南無三。
無念の他に仕方ないだろうって気持ちもあります。
応募作品は「問題しかない」と以前の記事で言ったかもしれませんが、ラノベを書くに当たってとしてタブーとされる領域に踏み込んでいました。(宗教ネタ、R15ギリギリのきわどい描写、ヒロイン交代)
どんなに面白くても、さすがに通せなかったのかもしれません。
……なんて、都合のいい反省をしてみますが。
単に文章力や表現力の不足ですよね!
人に読んでもらったら、「小説として形になってる」って感想しかもらえなかったからね!独りよがりなノリとテンションが踊ってましたからね!
次の公募までに鍛え直します。
レーベルに合わない説も出ているので、別の賞に出し直すか、なろうに爆撃するかはまた考えます。電撃文庫って何でもありなイメージなので、レーベルに合わないってことは早々ないと思いますが……ラノベ通の人から指摘されたことなので、そうなのかもしれないです。
「魔王伯爵の娘」が今のところ1話しか書き進められていないので、代打小説としてなろうに上げるかもしれませんね。
お疲れ、おかえり、うちのキャラ共!
というわけで、今回はこれで終わります。